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はさみ職人 オオタトシカズ
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2012年03月28日

ハサミは特別な刃物です

実家に帰ると、「包丁研いで!!」といわれます。

「だってプロでしょっ」って言われます。


親孝行だと思って研ぎます。


が。

僕は、はさみ職人です。

僕は、ハサミを研ぎます。

それでお金を頂きます。

それなりに自信とプライドをもって仕事をさせて頂いています。


しかし、包丁の研ぎ職人ではありません。

包丁を研いでお金を頂いたことはありません。

包丁とハサミ、違うのです。


どう違うというと、

包丁は1本の刃物。

ハサミは2つを組み合わせた刃物。です。


包丁は、より鋭く研げば切れるようになります。

ハサミは、鋭く研いで切れるようになりますが、すぐ切れなくなります。

なぜか?

2枚の刃ものだからです。


もちろん、

包丁もうまい職人さんに言わせれば、

「鋭くすれば、いいっていうもんじゃない・・・」とおっしゃるでしょう。

それでも、

ある程度鋭くすれば、ソコソコ切れるようになってしまうものです。



逆にハサミの場合、

素人が鋭く研ぐと、逆に切れなくなることがあります。

いや、そのように切れなくなってしまうことが大半です。


ということで、ハサミの場合はちょっと特殊な構造の刃物です。



  


Posted by はさみ職人 オオタトシカズ at 11:38Comments(0)

2011年06月08日

理容室や美容室で使われる鋏

理容室や美容室で使われる鋏は基本的に一緒です。

あえて、無理やり違いを言えば、

長めのものが理容室

短めのものが美容室です。


長い鋏は、刈上げに便利です。

短い鋏は、櫛→鋏→櫛→鋏という持ち替えを考えると、便利です。


両方とも刃物ですから当然ですが、使えば切れなくなります。

すると専門の磨ぎやさんに磨ぎをだすものです。

  

Posted by はさみ職人 オオタトシカズ at 11:01Comments(2)

2011年03月07日

はさみ職人 初めて物語

クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョのもーぐたん!




何で?

はさみ職人なんですか?


初めてお会いする方からの質問のNO1です。


きっと、

「うちは代々刀鍛冶をしてきたんですが、最近は日本刀を造る機会も少なくなって・・・」

なんて


そんなこたえを期待されていると思います。

もし、はじめての方でないなら、盛り上がりそうだし、嘘ついてみようかとも思っています(^^)


ですが、

そうではなく、

本当は・・・

流れで、、、です。



洋裁工場を営む両親の背中を見て育ったせいでしょうか?

ものづくりや職人に対する尊敬や畏怖みたいなものを子供の頃からもっていました。

と同時に、経営者、、、そんなことに関心をもっていました。



そんな子供は、成長して親の期待を答え、高校を卒業して、駿台予備校を1年で
卒業することができました。(^^)

そして、のんびり楽しく大学生活を4年間過ごしました。

あまりに、のんびり楽しく、そして何にも考えず過ごしたものですから、何とな
く普通の会社に就職しました。

その会社は大手メーカーの商社で、営業を担当しました。
営業と言っても、仕入先の大手メーカーと顧客の大手会社の間での売りこみ機会が少ない、管理重視の何でも屋営業でした。
とてもいい職場で、いい人に恵まれ、有意義なサラリーマンを過ごしました。


が、、、

「この会社に居続けていいものだろうか?」
「ここで自分の能力は、生かされているのか?」
「将来は・・・??」

自分の置かれた状況をだんだん理解し始めます。


「自分はサラリーマンをやりたかったのだろうか?」

自分の人生を考え始めます。


その疑問に対する答えが、

「職人になる。独立する。そして経営者になる」だったんです。






どんな職人になれるんでしょうか?

・料理の鉄人に出るような、フレンチのシェフ
・奈良の法隆寺を造るような、宮大工

そんな職人に憧れもありましたが、

当時の僕は30歳くらいで、その歳を考えれば、高い壁だったのです。


どうせなら、
 自分にしかできないような・
 プロフェッショナルに囲まれて仕事をしたい・・
 今からやっても世界制覇できるような・・・
そんな基準で選んだ記憶があります。

その結果、非常にマイナーな分野の職人が生まれたわけです。



  


Posted by はさみ職人 オオタトシカズ at 12:07Comments(1)